ゲーミングPCの心臓部!IntelのCPU型番の見方を3分で学ぶ

ゲーミングPCの心臓部!Intel製CPU型番の見方を3分で学ぶ

ゲーミングPCの購入を考えるときに、困りがちなのがCPUやグラフィックボードの型番ですよね。
やたら記号ばかりで分かりづらいのに、訳も分からず選んでしまうと後々後悔するハメになることも。

ゲーミング用途においてはグラフィックボードと並んで大事な要素とも言えるCPUなので、この記事でIntel製CPUの型番から世代や性能を読み取れるように解説していきます。

なお、Intelは2023年後半に発売予定の次世代(Meteor Lake)CPU発表を行いましたが、ここで型番の仕様が変更になります。
現時点で判明している内容については記事の最下部に概要を記載してます。
目次

はじめに

CPUとは

CPU(Central Processing Unit)は、パソコンの「頭脳」のようなものです。パソコンの処理を司り、指示を受けて各部品を制御します。CPUの性能が高いほど、パソコンの動作がスムーズになります。

上述の通りゲーミング用途においてはグラフィックボードの方が重要な要素とも言えますが、それはゲーミングでは「グラフィックボードの方が求められる性能がシビア」であることが多いかな・・・というだけです。

CPU側に十分な性能がなければ、それが足を引っ張ってグラフィックボードの性能が十分に発揮できず、宝の持ち腐れになることもありますのでおろそかにして良いわけではありません。

BTOパソコンの場合概ねメーカー側でバランスを取ってくれているので、CPUとグラフィックボードのどちらかだけ突出して性能が良い(悪い)とかあまり心配しなくてヨシ

インテル(intel)のCPU「Core i」とは

ここでは、特にゲーミングPCで人気の高いIntel製CPUの「Corei」シリーズについて見ていきます。Coreiシリーズは、i3、i5、i7、i9の4つのラインナップがあり、高性能化と省エネ化を実現しています。

※ Intel製CPUは他にもPentium、Celeron、とかありますが、ゲーミングPCの分野ではいったん考えなくて良いのでCore iシリーズの解説にのみとどめます。

CPUの型番の見方

Intel製CPUの型番の見方、読み方

ではIntel製CPUの型番の見方について見ていきましょう。
例えば、Core i7 13700Kという型番のCPUがあります。この型番には何を示しているのでしょうか。

intel製CPUの型番の見方

ブランド

型番の最初の部分、「Core」はブランド名です。インテルは「Core」「Pentium」「Celeron」などいくつかブランドを展開していますが、ゲーミング用パソコンとしてはほぼCoreシリーズ一択だと思って間違いないです。

シリーズ名

次に、上図の例で言うと「i7」にあたる部分です。
Coreシリーズには「i3」「i5」「i7」「i9」の4つのシリーズがありますが、やはり一般的には数字が大きいほど性能が高くなります。

なお、モバイル向けに電力消費を抑えたCore Mシリーズも存在します(本記事では扱いません)。

プロセッサーナンバー

次に、「13700」の部分はプロセッサーナンバーになります。

数値が5桁の場合は上2桁が、4桁の場合は上1桁が世代を示しています。
13700の場合は、第13世代(コードネーム:Raptor Lake-S)になりますね。

原則的に世代が上であるほど性能が良いと考えられますが、グラフィックボードの記事で述べたのと同様に、「旧世代の上位CPU」と「新世代の下位CPU」は一概にどちらが上とは言い切れないため、この数値の大小だけで判断は難しいです。

ベンチマークの一覧などを参照することをおすすめします。

製品カテゴリー

数値の後につくアルファベットは製品カテゴリーとなり、そのCPUについている付加価値(ではない場合もありますが・・・)を示します。デスクトップとモバイルで体系が異なりますが、以下に代表的なものを挙げておきます。

製品カテゴリー説明
無印通常版
Kオーバークロック対応。無印より上位ランク
Xお高いハイエンド版
F内蔵グラフィック機能無し(グラフィックボードの購入が必須)
Intel:デスクトップ版CPUの代表的な製品カテゴリー

なお、一部のCPUは「KF」などのように複数のアルファベットを組み合わせた製品カテゴリも存在します。

まとめ

以上、Intel製CPU型番の見方でした。

CPUは1世代違うと(ベンチマーク)性能が40%以上異なる場合があります。一方で、例えばCore i5とCore i7のようにシリーズ名が異なれば、当然こちらも性能は異なります。ですので、

  • 世代が新しいからと言って、必ず性能が上とは限らない
  • シリーズナンバーやプロセッサー・ナンバーが大きいからといって、必ず性能が上とは限らない

ことは覚えておきましょう。一方で、他の数値・記号が同じであれば世代が新しい方が原則的に高性能ですし、世代が同じであればシリーズナンバーが大きい方が原則的に高性能だと考えることができます。
この辺りを理解しておけば、プロセッサー・ナンバーをある程度でも理解しておけば、「『Core i7だからハイスペック』と思って中古マシンを買ったらめちゃ古いマシンで全然使い物にならなかった件」みたいな事態は回避しやすくなるでしょう。

新品のBTOマシンでは(よほどの格安マシンでない限り)顕著に古いCPUを搭載していることはあまりないですが、メ◯カリなんかだと普通にそういった「嘘はついていないがゲームにはほとんど役に立たない」機体が売られたりしていますので、注意が必要です。
そういったマシンを販売する業者に限って、ドラクエ10などの古い(ゆえに動作が軽い)ゲームで「快適」表示があるベンチマークアプリのスクリーンショットを掲載し、いかにも「ちゃんとゲームが動く証拠です」みたいに見せていることがありますしね・・・。

正しい知識を身に着けて、良いゲーミングPCライフを!

追記:Intelのブランド刷新(第14世代)による型番変更について

インテル、Meteor Lake の発売に先立ってブランドの大幅なアップデートを発表

2023年6月15日(現地時間)、Intelが「Core」製品群のリブランドを行うと発表しました。
次の世代(Meteor Lake)より適用されます。

主な変更点は以下の通りです

  • 最上位ブランドとして「Core Ultra」を導入
    • 「Core Ultra 5」「Core Ultra 7」「Core Ultra 9」の3種類が発売される
    • 型番は「Core Ultra 7 processor ##xx」のような表記になる
  • Core Ultraの下位ブランドとして従来のCoreブランドは継続、ただし「i」の表記は廃止
    • 「Core 3」「Core 5」「Core 7」の3種類が発売される
    • 型番は「Core 3 processor ##xx」のような表記になる
  • 世代表記を廃止
    • これまでプロセッサー名の前にあった「インテル第XX世代プロセッサー」という表記を抹消

新しいCPUは2023年後半に発売されるとのことなので、具体的な製品が発表され次第、改めて情報をお伝えしたいと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

時雨 ユキトのアバター 時雨 ユキト BTOプラネット管理人

PCゲーム好きエンジニア。
最近のお気に入りはボーダーランズ、(今更の)PUBG。
楽しみなのはスターフィールド。

ゲームしたさに自作PCを始め、自分用と友人に頼まれてで何台も組んできました。
最近はコスパと手間を考えてBTOパソコンにスイッチしています。

目次